元祖JAPAN クール・ビューティーではないでしょうか。現代美術館

1970年代初めから、アジア人初のトップ・モデルとして世界を舞台に一世を風靡した山口小夜子さん。僕には資生堂のTVCMに出ている“かっこいい大人の女性”の印象が強い方でした。

山口さんはとても長期にわたって資生堂の顔として、そしてイブ・サンローラン、シャネルをはじめとするトップブランドのモデルをつとめ、パリ・コレクションやニューヨーク・コレクションに出演し、白い肌に黒髪という原風景の日本人女性の美しさを世界に知らしめました。また高田賢三、三宅一生、山本寛斎ら日本を代表するトップデザイナーの多くのモデルを長くつとめています。

そして山口さんはモデルとしての活躍だけではなく、舞台俳優や衣装デザイン、ダンスパフォーマー、クラブDJなど驚くほどの活動フィールドの広さをもっていました。
僕も今回の展示会で知りました。どれも作品のオリジナリティとクオリティが高い作品です。山口小夜子にしか表現できないモノやコトで溢れています。
2007年に急逝されたのが本当に悔やまれます。
そんな時代の最先端を走り続けてきた山口小夜子さんの晩年までの様々な作品(写真、映像など)を紹介する展覧会『山口小夜子 未来を着る人』が東京都現代美術館で開催中。
山口小夜子さんの気配や声、存在が感じられる空間です。
鑑賞時間をゆっくりとって行かれることをお薦めします!

最後に展覧会出口に記載されていた山口さんの言葉です。
素敵だったのでご紹介します。

私は人間は心が身体を着ているという言い方もできると思いますし、
もっと言えば人間はそれをとりまくすべてのものを着ている。
空気も光も。 山口小夜子

とにかく魅力的な女性です。大好きになってしまいました。
(キャプテンK)

『山口小夜子 未来を着る人』展について詳しくはコチラ