今年は戦後70年という節目の年です。実体験として戦争を知る世代の方々はかなりのご高齢になられました。
「歴史に学べ」という言葉があります。同じような過ちを繰り返さないようにという意味で語られます。
しかし、歴史を正しく、きちんと学ばなければ意味はないと思います。昭和史
実体験として70年前の戦争を知る作家・半藤一利さんの名著『昭和史 1926-1945』を今朝読み終えました。
本作では太平洋戦争にいたる経緯から終戦までの昭和の20年間を理路整然に教えてくれます。
半藤さんが本作の最終章「三百十万の死者が語りかけてくれるものは?」で、昭和の戦前史を以下のように結論づけています。

政治的指導者も軍事的指導者も、日本をリードしてきた人びとは、なんと根拠なき自己過信に陥っていたことか。
あらゆることを見れば見るほど、なんとどこにも根拠がないのに「大丈夫、勝てる」だの「大丈夫、アメリカは合意する」
だのということを繰り返してきた。そして、その結果まずくいった時の底知れぬ無責任です。
今日の日本人にも同じことが多く見られて、別に昭和史、戦前史というだけなく、現代の教訓でもあるようです。
(半藤一利)

戦争のない、平和な世界を
心から祈ります。(キャプテンK)